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上場企業の株式持ち合いの解消が加速している。2025年3月期の政策保有株の売却額は前の期比5割増の9.2兆円と過去最高になった。東京証券取引所や投資家による資本効率改善の要請が背景にある。安定株主が減り経営に一層の緊張感をもたらしており、企業価値を高 ...
国民民主党の古川元久代表代行は27日のフジテレビ番組で、石破茂首相が辞任しない場合に野党として内閣不信任決議案を出す必要があると述べた。参院選で与党が過半数を割り「トップが責任をとらないと次に進めない」と指摘した。「石破氏本人が自分で身を処すことがで ...
第42回東海ステークス(27日・中京7R1400メートルダート16頭、GⅢ)4番人気のヤマニンウルス(武豊騎乗)が1分22秒2で優勝し、重賞2勝目を挙げた。ヤマニンウルスは2番手追走から最後の直線で突き抜け、3番人気のインユアパレスに3馬身半差をつけて快勝した。さらに1馬身半 ...
日本に住む外国人に高齢化の波が押し寄せている。65歳以上の在留外国人は2024年末時点で23万人に上り、10年間で1.5倍に増えた。加齢や認知症のため日本語を忘れてしまう「母語がえり」がみられるなど、言葉の壁や食習慣の違いから介護には特有の難しさがある。外国人政策に関心が集まる中、専門家は支援の強化を訴える。「入居当初は日本語も話せたが、徐々に韓国語しか出てこなくなり、意思疎通ができなくなった ...
第60回関屋記念(27日・新潟7R1600メートル芝18頭、GⅢ)1番人気のカナテープ(レイチェル・キング騎乗)が従来の記録を0秒5更新する1分31秒0のコースレコードで優勝し、重賞初勝利を飾った。カナテープは後方からリズム重視で進め、最後の直線に向くと一気に末脚を伸ばして差し切った。首差の2着は同着で10番人気のオフトレイルと2番人気のボン ...
「武漢で変な病気が流行(はや)っています」。2020年1月、中国地域本社トップの藤原憲太郎さんから連絡が入った。「現地に400人の社員がいますが、自宅待機にしました」とも。「よく情報収集して」と返した。これが、あの「新型コロナウイルス」との闘いの始まりになるとは。順調に推移してきた6カ年経営計画の最終年度のことだった。その後、世界中で感染が拡大。日本でも「ダイヤモンド・プリンセス号」のことが報 ...
改ざんや隠蔽などの不祥事をきっかけに政府が打ち出した公文書(行政文書)の電子化が進んでいない。方針を掲げてから7年が経過したが、今なお新規に作成・取得した文書の6割を紙が占める。民間への人材流出が止まらない霞が関にとって非効率さの代名詞とも言える「紙文化」の脱却は喫緊の課題だが、熱は一向に高まらない。「政府全体の電子化率を引き下げているとの批判を受けかねない極めて深刻な状況にあると認識している ...
経営再建中の自動車部品大手、河西工業が2027年度まで3カ年の中期経営計画を策定した。出資を受ける日産自動車が販売不振に陥り、取引が多い河西工業の売り上げにも響く。古川幸二社長に影響や経営戦略を聞いた。――日産は中国を除いた生産能力を350万台から250万台に減らす計画です。「台数的にはサプライズではない。我々は(日産の台数削減を)前提に考えており、もともと保守的にビジネスプランを策定してい ...
高校野球やインターハイなど夏の学生スポーツの季節を迎え、猛暑のなかの熱戦が続く。100年以上前に全国高校野球選手権大会の前身にあたる大会を開催したミズノの水野明人社長にスポーツ市場を巡る国内外の動向を聞いた。円安も追い風に――学生スポーツ市場への少子化の影響は大きいですか。「先行きは相当厳しいです。子どもの数が減り、中学の部活もなくなる傾向にあるためユニホーム需要が弱い。日本高野連の統計によ ...
ヤクルトを今季初の6連勝に導いたのは、開幕投手を務めた奥川だった。150キロ前後の直球と変化球で緩急をつけながら、7回を3安打2失点。前回登板に続く今季2勝目をつかみ「連勝中でプレッシャーはあったが、勝ち越した状態で継投につなぐことができてよかった」と声を弾ませた。初回からストライク先行の投球でテンポ良く投げた。9日のDeNA戦では七回に3失点したが、この日は回を重ねても球威は衰えず。「(長い ...
「正社員として働けているだけで恵まれているのかもしれない。だが、様々な社会のしわ寄せを受けてきたと感じる」。検査会社の営業として働く今西太一さん(48、仮名)は嘆く。大学卒業後、バイトやメーカー勤務などを経て6社目の職場という。新卒で就職できた飲食大手はブラック職場だった。70人ほどの同期は1年で半減し、大半はいま何をしているか分からない。自身も月160時間超の残業に心身が悲鳴をあげ、1年半ほ ...
日本経済新聞社とテレビ東京は25~27日に世論調査を実施した。石破茂内閣の支持率は32%と2024年10月の政権発足後、最低を更新した。6月の前回調査から5ポイント下がった。これまでの最低だった4月の33%を下回った。内閣を「支持しない」は61%にのぼった。(関連記事総合・政治面に)石破首相の退陣は不可避な情勢となっている。首相は8月にも進退を最終判断する見通しだ。いつまで首相を続けてほしい ...